体系的は「組織的・全体的なこと。」
「全体的」と言い換えると分かりやすい。
網羅的は「組織的・系統的なこと」。
「系統的」と言い換えると分かりやすい。
全体的は一つの範疇で漏れが無いようにその範疇の全体が分かるようにすることです。
網羅的も系統建てで組織的に全体を説明することです。
「体系的」は概論で「網羅的」は詳論の感じがします。
「体系的」は全体的に把握すること
「体系的」は部分的ではなく、全体をくまなく組織だって整理することです。
例えば分類をするときには、漏れが無いようにすることや例外や関連事項までも含めて全体が分かるようにすることです。
同じような言葉には「全体的・組織的・系統的・網羅的」などがあります。
「全体を系統立てて」と言う「総論的」な意味になります。
「網羅的」は細かいことまでもれなくと言う意味
「網羅的」は全体が分かるように系統立てて、詳しく説明出来るようにすることです。
「体系的」と同じような意味ですが、体系的が概論とすれば、やや詳しい詳論的な感じがするものです。
「網羅」は魚とりの網と鳥を取る羅・あみのことですから、もれなくと言う意味合いがあります。
例えば「全集もの・辞典的なもの」などは良い例です。
「体系的」「網羅的」に分類をすると完璧
「物事を分類する際には「体系的」「網羅的」であれば完全なものが出来そうです。
学問の分類学ではそのようにしているはずです。
動物でも植物でも鉱物でも、あるものがどの体系のどの位置にあるのかすぐに分かります。
この世にあるものはほとんど分類が済んでいるのですが、たまに新種が発見されることがあります。
また、未知のものもまだ多く存在するのかも知れません。
「体系的」と「網羅的」
「体系的」は全体的に物事を把握することですが、やや概論的なイメージがあります。
「網羅的」も全体の把握と言う点では同じなのですが、やや詳論的な感じのする言葉になります。
「全体的」「網羅的」にすれば「系統的」に「組織的」にもの事を把握することが出来るはずです。
良い例が「あらゆるジャンルのの全集もの・すべての辞典・百科事典」などです。