後世は「後の時代のこと」。
漠然とこれからのことを指す際に使われる言葉ですが、これから生まれてくる人たちが世の中の中心になるような時代を指すことが多いので、数十年後などの意味で使われやすいでしょう。
来世は「今の人生を終えた後の次の人生のこと」。
つまり、生まれ変わった後の世界を指す際に使われる言葉と言えるでしょう。
「後世」の意味
後世とは、後の時代のことです。
これからについて指している言葉ではありますけど、かなり漠然とした表現になっています。
したがって、具体的な定義はありません。
しかし、今はまだ生まれていない人たちが実際に生まれて、世の中の中心となるような時代を指すことが多いです。
したがって、最低でも数十年後という言い方ができる可能性が高いです。
「来世」の意味
来世とは、今の人生を終えた次の人生のことです。
今生きている人生を終えた後、生まれ変わった世界でのことを指しています。
ただ、来世に関しては、そういったものが存在する保証がないため、空想上の概念とも言えるでしょう。
来世を信じている人もいれば、信じていない人もいるはずなので、これに関しては現実的な概念ではない可能性もあると言えます。
「後世」と「来世」の用法や用例
「この出来事は後世に語り継ぐべきものだろう。
それくらいに人類の歴史において非常に大きいと言えるものだった。
この出来事を教訓にして、人類はこれからの繁栄を作っていくべきではないだろうか。」
「今の人生がそこまで充実していないと、来世にどうしても期待したくなってくるよな。
次の人生はもっと楽しいものになるんじゃないかって。
ただ、来世があるかどうか分からないし、とりあえず今の人生を頑張って生きていこう。」
後世は存在するが来世は存在するか分からない
後世に関しては、これからのことを指しており、現実的な概念と言えるでしょう。
しかし、来世に関しては自分が死んだ後のことであり、さらに生まれ変わった世界を指しているため、現実に存在するとは言い難い概念です。
だから、意味自体も違いますけど、そういった部分でも違いを見出すことができるので、知っておくと良いでしょう。