捕食は「生存競争の中で強者が弱者を食べること」。
「食物連鎖」と言い換えると分かり易い。
餌食は「捕食者に捕らえられて食べられる動物たちのこと」。
「犠牲動物」と言い換えると分かりやすい。
捕食は食物連鎖の中で必要な行動になり、弱肉強食の原則で連鎖が成立しているのです。
捕食された動物たちは強者の「餌食」となり集団の犠牲となるのです。
「捕食」は強者の権利
「捕食」は強者が弱者を狩りで捕らえて食べる行為です。
強者にとり、捕食する弱者はほぼ決まっていて、弱者からは強者は天敵ということになります。
食物連鎖の過程では常に天敵が存在しますが、その頂点に君臨しているのが人間なのです。
人間の目に見える天敵はいませんが、ウィルスはもしかすると捕食者で天敵なのかも知れません。
「餌食」は捕食される犠牲
「餌食」は捕食者が捕まえた犠牲になる動物たちのことを言います。
自然界では捕食者が「餌食」とする相手は決まった動物になり易いのですが、人間はどのような動物をも狩猟や飼育により「餌食」にしてしまいます。
1人間社会では食べて良くて、動物のクジラはダメ、しかし、牛や豚などは良いという身勝手な理屈が横行しています。
「捕食」して食べるものが「餌食」
「捕食」するために狩りを動物たちは行います。
狩りで射止めた動物は「餌食」となり「捕食」した動物に食べられてしまいます。
かわいそうなどという感情は無用です。
それを止めることは食物連鎖を止めることで、しいては人間に波及してしまうのです。
捉えられる動物たちは集団行動をして身を守りますが、運悪く捕食者に捕まったものは集団の犠牲となり、集団を守ることになります。
「捕食」と「餌食」
「捕食」は食物連鎖の過程で必要な行為で、止めることは出来ません。
捕食から身を守る努力はどんな動物でも持ち合わせていますが、一部が集団の犠牲になるのは仕方がないことです。
「餌食」となる動物は集団を守ったという役目があり、捕食する側も、さらなる天敵に捕食されるように生きるのです。
そのように食物連鎖は繋がるのです。