不良品は「製造、輸送などの段階で何らかの問題が発生している品のこと」。
動作不良や機能性の問題が発生している際に使う言葉です。
そのものの本来の使い方ができないケースが多いです。
欠陥品は「何らかの不備が生じている品のこと」。
機能性などにおいて問題を生じさせているとは言えない、軽微な不備のケースで使われる言葉です。
「不良品」の意味
不良品とは、製造や輸送などの段階で何らかの問題が発生している品のことです。
本来想定される使い方ができないような状態になっていることも多く、かなり問題としては大きいと評価できる際に使う言葉です。
だから、返品や交換をする必要があるケースで使います。
不良品という言葉は日常的にそれなりに使う可能性があると言えるでしょう。
「欠陥品」の意味
欠陥品とは、何らかの不備が生じている品のことです。
不備と言ってもかなり軽微なもので、その品を使うにあたって支障が出ているとは言い難い程度のものです。
したがって、人によってはほとんど気にしないというケースもあるでしょう。
欠陥品に関しては、不備があるという点に気付かない人もいるでしょうし、全体的に問題にされづらいです。
「不良品」と「欠陥品」の用法や用例
「この前、新品のゲーム機を買ったんだが、不良品みたいで交換してもらうことにしたよ。
すぐに遊びたかったのに、少し待たないといけないから残念だよ。」
「通販で購入した商品にちょっとした欠陥があったんだ。
欠陥品だとしても、個人的にはそんなに気にならないから、いちいち交換や返品はしないでもいいかなと思ったんだよね。」
不良品と欠陥品は問題の程度が違う
不良品と欠陥品はどちらも品物に関して問題が生じていると言えるケースで使います。
しかし、その程度に違いがあるのです。
不良品は本来の使い方ができないケースで使うことが多く、欠陥品は大した問題ではないと言えるときに使います。
そういった部分で違いがあるのです。
欠陥品よりは不良品の方が、言葉としてはメジャーと評価できます。