簡易は「手順、手続きなどが非常に簡単なこと」。
手順や手続きなどに関して、複雑さが感じられない状況で使う言葉です。
簡素は「無駄がないこと」。
特定の何かに関して無駄がなく、必要なものだけが揃っているような状況で使います。
したがって、簡素と表現するものには派手さはなく、地味なイメージを連想させる言葉と言えるでしょう。
「簡易」の意味
簡易とは、手順や手続きなどが非常に簡単に見える状況のことです。
基本的には手順や手続きなどのケースで使うので、使用シーンは限られています。
そういう意味では、簡易という言葉をつかえる場面は多くなく、日常生活の中で頻繁に使用するとは言えません。
簡易に関しては、基本的には肯定的な意味として使うことになるはずです。
「簡素」の意味
簡素とは、無駄がない状態のことです。
本来必要となるものは揃っているが、それ以外に特に何も存在しない状況、飾り気がない状況を意味しています。
したがって、地味な印象を抱く言葉と言えるわけですけど、簡素と表現する場合に関しても基本的には肯定的な意味になることが多く、どちらかと言えばいいイメージがある言葉と言えるでしょう。
「簡易」と「簡素」の用法や用例
「手続きが簡易になっていると本当に助かるよ。
手続きで待たされることがあると本当にイライラするから。
実際にそういう経験を過去にしているから、余計にそう思う。」
「これは非常に簡素は見た目をしているが、余計なものが全くないだけにとてもシンプルで優れたデザインと言えるのではないだろうか。
私は非常に好きだよ。」
簡易と簡素はイメージ的には近い言葉
簡易と簡素はどちらも簡単であると言う意味で使います。
したがって、イメージ的にはかなり近い言葉と言えます。
ただ、簡易は手順や手続きにおいて使うのに対して、簡素はものの見た目などの部分で使うことになるため、場面は異なると言えるでしょう。
どちらかと言えば、簡素の方が日常生活の方で使う場面が多い可能性があります。