入籍は「元々存在していた戸籍に新しく誰かが入ること」。
世間一般では結婚したときに入籍と言いますが、結婚は元々ある戸籍に誰かが入る状況ではないため、本来は入籍とは表現しません。
結婚は「法律上の夫婦になること」。
2人が配偶者の関係になることを意味しており、男女によって行われることが多いですが、同性同士による結婚も存在しています。
「入籍」の意味
入籍とは、もともと存在していた戸籍に誰かが新しく入ることを意味しています。
この状況が実際に起きることは稀であり、頻繁に見るケースではありません。
結婚に関しては元々存在している戸籍に2人が新しく入るわけではないため、結婚と入籍は本来は全く意味が違います。
しかし、世間一般では入籍を結婚と同じ意味として捉えているので、そこは注意が必要です。
「結婚」の意味
結婚とは、法律上の夫婦の関係になることであり、配偶者の関係になる状況を指しています。
男女の組み合わせになることが多いものの、男性同士、女性同士の結婚が可能な国もあるため、そういうパターンも実際に存在しています。
結婚は親の戸籍からそれぞれが抜けて、2人だけの新しい戸籍を作る状況なので、入籍とは明らかに意味が違います。
「入籍」と「結婚」の用法や用例
「芸能人が結婚すると、入籍という言葉がよく聞かれるけど、本当は結婚と入籍は何の関係もないんだよな。
入籍は元々あった戸籍に新しく誰かが入ることで、事例としては多くないし。」
「結婚をすると配偶者を持つことになるんだ。
今までとは状況ががらりと変わる。
責任を負うことにもなるし、そういう自覚を持って過ごす必要がありそうだ。」
入籍と結婚は全く別の意味の言葉
入籍と結婚に関しては、世間一般では同じ意味として捉えている人も多いです。
しかし、本来の両者の意味は全く異なっており、似ているとも言い難い状況です。
したがって、本当の意味はどんなものなのか?特に入籍に関しては知っておかないといけません。
入籍と結婚の違いを理解しておくと、それ自体が教養にもなるでしょうから、覚えておくと良いです。