公務員は「国から給料が支払われている、税金が給料に充てられているような職業のこと」。
公務員といっても、該当する職業はいろいろとあるので、たくさんの人たちが公務員と言えます。
役人は「役所で働いている人たちのこと」。
主に行政にかかわるような仕事をしていることが多いです。
いわゆる役所が勤務場所になっているのです。
「公務員」の意味
公務員とは、国から給料が出ている人たちのこと、税金が給料に充てられているような職業のことです。
公務員といっても、広くいろいろな職業があります。
市役所などで働いている職員、警察官、消防士、その他いろいろな職業が公務員となっていますから、世の中においてはいろいろなところに公務員がいるということになるのです。
「役人」の意味
役人とは、いわゆる役所で仕事をしている人たちのことを指しています。
役所というのは、官公庁などが当てはまっていますけど、そういったところで働いている人が役人です。
役人も公務員の一種と言えるので、そういう意味では公務員と役人は似た言葉とも言えます。
しかし、官公庁以外で働いている公務員もいるので、厳密に言えば違う言葉です。
「公務員」と「役人」の用法や用例
「公務員というのはメジャーな職業からマイナーな職業までを含んだ言葉だ。
多くが知っている公務員としての仕事以外にも、世の中にはいろいろな公務員の人たちがいるんだよ。」
「役人というのは官公庁で働いているから、すごいエリートな雰囲気を感じるし、特別な人たちみたいな圧倒される感じがあるよな。
世の中でも役人になれるのはかなり少数派だし。」
公務員の中に役人がいる
公務員と役人というのは、厳密に言えば違う概念です。
しかし、範囲が微妙にかぶっており、役人というは公務員と言えるので、役人と公務員は共通点があります。
公務員の中には役人がいるという状況になるのです。
ただ、公務員の方が使える範囲が広いということで、実際は役人という言葉よりも公務員という言葉を使う方が多いと言えるでしょう。