該当は「特定の条件に当てはまっていること」。
先にある条件を出しておき、それに当てはまっているようなときに該当というのです。
当該は「特定の条件に関連していること」。
先に出した条件に関して当てはまっているとまでは言えないが、十分に関連があると認められるようなときには当該という言葉を使っていくことになります。
「該当」の意味
該当とは、特定の条件に当てはまっているときに使う言葉です。
何かが先に出した条件に当てはまっていると思われるときに、該当しているという言い方をするのです。
該当していると当てはまっているはほぼ同じ意味の言葉と言っても良いでしょうから、該当というのは当てはまることだと覚えておけば、特に問題はないと言えるでしょう。
「当該」の意味
当該とは、特定の条件に関連しているときに使うのですが、完全に当てはまっているとまでは言えないが、一応関係していると思われるようなときに使います。
特定の条件があって、その条件に関連している特定のものを当該という言葉を使って表現します。
名詞の前に当該という言葉をつけて、修飾するというのが一般的な使い方です。
「該当」と「当該」の用法や用例
「この家は私が希望している条件の多くに該当している。
ここまでたくさんの条件に当てはまった家はなかなかないから、ここにしようかな？と思うんだよね。」
「先に出した希望の条件を踏まえたうえで、この当該物件はかなりおすすめだと言えるだろう。
かなり希望の状況に近いと言えるのではないだろうか？検討してみることをおすすめする。」
該当と当該というのは違いはわずか
該当と当該というのは言葉自体がかなり似ていますが、意味も似ています。
該当というのは特定の条件に当てはまっていることなのですが、当該は特定の条件に関連しているということなので、両者には違いはあるものの、明らかに違うとまでは言えないため、実際にこういった言葉を使うときにはかなり迷う人が出てくると思われます。
