「乗り換え」と「乗り継ぎ」の違い・意味と使い方・使い分け

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「乗り換え」とは、目的地に向かう途中でそれまで乗っていた乗り物を降りて別の乗り物に乗り直すことをいい、あらゆる乗り物同士で使われる言葉です。

「乗り継ぎ」とは、目的地に向かう途中ででそれまで乗っていた乗り物を降りてまたその乗り物に乗り直すことをいい、主に飛行機や観光・長距離バスで使われることが多いです。

つまり別の乗り物に乗り直すか同じ乗り物に再び乗るかの違いがあります。

「乗り換え」の意味

「乗り換え」とは、鉄道やバス・飛行機などの乗り物を使った目的地に向かう途中でそれまで乗っていた乗り物を降りて、改めて別の乗り物に乗り直すことをいいます。

「乗り換え」の場合は基本的に乗り直す相手を選びません。

電車からバス、電車から飛行機、バスから飛行機なども「乗り換え」になります。

また、同じ乗り物同士(電車同士)などでも路線が違う場合は「乗り換え」となります。

「乗り継ぎ」の意味

「乗り継ぎ」とは、主に飛行機や船・観光バスなどで使われている言葉で、目的地に向かう途中ででそれまで乗っていた乗り物を降りてまたその乗り物に乗り直すことをいいいます。

特に飛行機や長距離を航行する船舶の場合、途中で「給油」をする必要があります。

また観光バスや長距離高速バスでは途中でサービスエリアで「休憩」を取ることがありますが、これらの場合一旦乗っていた乗り物を離れて再び同じ乗り物に乗り直した上で目的地に向かう場合に「乗り継ぎ」という言葉を使います。

「乗り換え」と「乗り継ぎ」の使い分け方

「乗り換え」と「乗り継ぎ」の使い分けの例として、次のようなものが挙げられます。

乗り換え→「乗り換え案内を見る」「乗り換え時間が短い」「乗り換える相手の電車がまだ来ていない」など。

乗り継ぎ→「乗り継ぎが必要な飛行機」「直行便ではなく乗り継ぎありの便」「乗り継ぎがあると思ったより時間がかかる」など。

特に飛行機の場合は乗り継ぎのことを「トランジット」という場合があります。

また鉄道でも同じ路線で別の列車に乗り直す場合(急行と普通など)でも「乗り継ぎ」を使う場合があります。

「乗り換え」と「乗り継ぎ」はこう違う

「乗り換え」と「乗り継ぎ」は、「一旦乗り物を降りて乗り直す」ことは同じですが、「乗り換え」は目的地に向かう途中で別のタイプの乗り物や違う路線の乗り物に乗り直すことをいい、「乗り継ぎ」は目的地に向かう際に同じ乗り物に再び乗る場合や同じ路線の別の乗り物に乗り直す場合に使われます。

つまり乗り直す相手が全く同じか同等のものならば「乗り継ぎ」になり、全く異なる場合は「乗り換え」になるということです。

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