オセロは長谷川五郎氏が発案し商品化したもので、「オセロ」という名前はメガハウス社の登録商標になっている。
リバーシは19世紀にイギリスで誕生したとされている。
こちらは登録商標ではないので、日本でメガハウス社以外がオセロを発売する際によく使われる名前でもある。
オセロのルール
8×8の緑色の盤面を使ってするゲームです。
まずはじめに、中央4マスに左上と右下に黒、左下と右上に白の石を置き白黒の石を交差させて配置した状態でゲームが始まります。
先行は黒色です。
そして交互に石を置いて行き、両者とも打てるマスが無くなったときに、より多くの石が盤上に残っていたほうが勝ちとなります。
そのほかにも細かいルールがたくさんあります。
打てる場所がない場合はパスになり相手のターンとなる、打てるところがあるときは必ず打たなければいけない、故意に盤上に触れた場合はそこが着手可能であれば必ずそこに打たなければいけない、といったふうに意外と細かく決められているところがオセロの特徴です。
リバーシのルール
リバーシの盤面の大きさは正確には決まっていません。
8×8や10×10の盤面など大きさはバラバラです。
また、石は白と赤のものを使います。
盤上に1つも石がない状態から黒色から順に中央4マスの好きな所に石を置くところからゲームが始まります。
そのあとは交互に石を置いて行き、最終的に多くの石を盤上に残した方の勝ちとなります。
ルールはとてもアバウトで、細かな決まりはほとんどありません。
オセロとリバーシの名称の由来
オセロはシェイクスピアの戯曲「オセロ」が由来です。
黒人の将軍オセロとその妻である白人のデスデモーナを中心に敵味方が目まぐるしく寝返るといった内容の話で、このストーリーがゲームによく似ているということでオセロと名付けられました。
一方リバーシは、英語でひっくり返す、反対にするなどの意味である「Reverse」が語源となっています。
オセロはリバーシの1つ
今回、オセロとリバーシの違いについて述べましたが、結論としては地域ややる人によってルールが違ったりしてかなりアバウトだったリバーシを、明確なルールを提示しよりゲーム性を高めたものがオセロです。
しかし現在は、リバーシという名前でオセロと同じルールのものが多く発売されているので、普段遊ぶ際はあまり名称は気にしなくてもいいかもしれません。