緩衝という意味を持ちます。
緩衝とは、2つのものの間の衝突や衝撃をゆるめやわらげること、またはものという意味で、本来は、割れやすいものを箱詰めするときに使う発泡スチロールなどの緩衝材などのことを言います。
その他にも、ビジネスや、IT業界、国際関係などで、クッション、余裕、保存できる領域などの意味で、使われます。
「バッファ」の意味
本来の意味は上で書いたので、その他の場面での意味を紹介します。
ビジネスでは、余裕という意味で使われます。
予算、消耗品などの予備分、多めに用意した分のことを表します。
IT業界では、コンピューターでデータを受け渡すときの、一時的な保存領域のことを表します。
そして、国際関係では、相接する強国の間に入り、クッションの役割を果たす小国のことを表します。
「バッファ」の使い方
バッファという名詞として使います。
文章によって意味が変わるので、注意が必要です。
例えば、ビジネスでは、予算などの多めに用意した分のこと、IT業界では、データ受け渡しの一時的な保存領域のこと、国際関係では、強国の間で、クッションの役割を果たす小国のことを表します。
それらのことを、全て、日本語で表現すると、とても長くなるので、それをバッファという一語で置き換えることができるのです。
そのため、文章をスッキリさせる効果が期待できます。
「バッファ」の例文
予算を組むときは、バッファを含めて、考えて下さい。
このくらいの予算があれば、おそらく大丈夫ですが、バッファがあれば、より安心です。
あの国がバッファとなることで、隣接する強国は衝突を免れているといえる。
バッファは十分に用意したので、こちらにデータを送ってください。
この商品について、バッファは用意されていますか。
「バッファ」についてのまとめ
今回は、バッファという言葉についてまとめてきました。
日常生活では、あまり使われない言葉なので、知らない方も多いと思います。
しかし、ビジネスや国際関係などで使うため、職種によって、聞いたこともある人もいるでしょう。
まった、ニュースで耳にすることもあるかもしれません。
必須の言葉ではありませんが、知っておくと思わぬところで役に立つこともあるので、ぜひ知っておきましょう。