夫婦は「婚姻関係にある男女のこと」。
結婚している男女をセットで表現する際に使います。
夫妻は「婚姻関係にある男女のこと」。
結婚している男女をセットで表現する際に使いますが、夫妻に関しては自分たちを表現するときには使いません。
つまり、夫妻という言葉は使用する機会が限られ、他人に対してのみ使う言葉であると言えるのです。
「夫婦」の意味
夫婦とは、結婚している男女に対して使います。
ただ、夫婦という言葉は自分たちに対しても使えますし、他人に対しても使うことができるのです。
自分が結婚をしているときには、自分とその配偶者をまとめて夫婦と表現することが可能になるのです。
したがって、夫婦という言葉は非常に万能であると言え、いろいろな機会で使用できます。
「夫妻」の意味
夫妻とは、結婚している男女に対して使います。
ただ、夫妻という言葉は基本的に他人に対してのみ使います。
自分が結婚をしているとしても、自分たちを夫妻と呼ぶことは間違いなのです。
夫婦という言葉は他人にも自分にも使えますが、夫妻は他人に対してのみ使うことができるので、そこが夫婦との大きな違いと言えるということなのです。
「夫婦」と「夫妻」の用法や用例
「私たち夫婦はもう結婚して20年になるのか。
時間が経つのは早いものだな。
結婚式をした日というのが昨日のことのように思い出せるよ。」
「あの芸能人夫妻に関しては、すごく似合っていると思う。
前々からいつ結婚するだろう?ということが言われていたけど、ようやくって感じだな。
本当に幸せそうな雰囲気を感じるよな。」
夫婦と夫妻は使い分けに注意をすべき
夫婦と夫妻に関しては意味それ自体は特に違いはありません。
しかし、使える場面が違うというのが大きな違いになります。
夫婦は基本的に常に使うことができますけど、夫妻に関しては他人のケースにおいてのみ使うことができるので、そこに注意をしないといけません。
そういう意味では夫婦に関しては万能なので、夫婦という言葉を常に使うと間違いはないです。