かしことは、手紙の最後に書くことで、これで失礼しますと意味を表します。
文章から少し間を開けて、しめの言葉にかしこを使いますが、相手が目上の人に対することが多いです。
現在ではメールが主流になり、かしこと使う人はいなくなりましたが、メールでかしこはふさわしくありません。
昭和時代の人なら知ってる人が多いです。
かしこの意味
女性は手紙の最後に書くことで引き立ちます。
かしこい、かしこまりましたと似ていますが、意味はまったく違います。
漢字で畏と書くので、恐れ入ります、これで失礼しますが適正です。
かしことかしくは同じ意味ですが、かしこが定番となっています。
相手を思いやる気持ちで、かしこと書くだけで人間関係がうまくいくと思います。
かしこを使った歌
昭和時代に、うしろ指さされ組が「かしこ」という曲をリリースしました。
あなたにかしこ、元気なかしこというフレーズがあります。
当時は意味が知りませんでしたが、大人になって尊敬する意味だと気付きました。
ラブレターが流行っていた時代でもあるので、使う人もいたと思います。
かしこは最後のアイラブユーでしめている曲でした。
手紙は相手を和ませる
手紙の最後に書くことで、その人の人格が見えてくる感じがします。
女性は文章能力があるので、心を打たれることがあります。
しめの言葉にかしこと書くだけで、相手に好印象を与えてくれます。
相手を尊敬する心がある人は、かしこと書くことが多いようです。
文章能の頭にはふさわしくないので、あくまでも最後に書くと身が引き締まります。
女性は、かしこ
現代社会では何と書くのか?分かりませんが、敬具が当てはまる気がします。
目上の人に対して使う言葉ですが、女性ならかしこでもいいと思います。
男がかしこを使ったことは無いので、やはり女性に限ります。
メールでの挨拶が多くなり、手紙を書く機会が少なくなりました。
メール上では、敬具やかしこもおかしな印象を与えるので手紙が最適です。