論文は「学校の課題などで書く機会のある文書のこと」。
課題を自ら設定し、それに対しての研究成果や考察などを書いていく作業になります。
レポートは「学校の課題で書く機会のある文書のこと」。
課題に関しては、先に指定されていることも多く、その課題に沿って調べて、自分の考えなどをまとめていくようなケースが多いです。
「論文」の意味
論文とは、学校の課題で出されることが多いものですが、学校とは別に研究成果などをまとめて発表するために書く場合もあります。
基本的にどんな内容のものを書くか?という課題に関しては自分で決めて、そのうえで中身を書いていくものであり、論文の書き方においてはそれぞれにある程度の裁量があるというケースが多いでしょう。
「レポート」の意味
レポートとは、学校の課題として出されることが多いものです。
あらかじめ担当する人間が課題を決めて、それに沿った内容を各自でまとめていくというスタイルになっています。
したがって、書く内容に関してはある程度方向性が決まっていると言え、各自の裁量は小さく、事前の指示の通りに書いていくという特徴が存在しているのです。
「論文」と「レポート」の用法や用例
「大学の卒業論文はまず何について書くか?が難しいよな。
ここで失敗すると、中身に関して書くのが本当に大変だから、テーマ設定が本当に肝心なんだよ。」
「大学の授業でレポートの宿題が出たよ。
今回のテーマは授業で扱った内容そのままだし、少し調べればすぐに書くことができそうだ。
でも、やっぱり宿題は面倒に感じるな。」
論文とレポートはどの程度裁量があるのか?の違いが大きい
論文もレポートも、ともに学校で書く機会があるようなものですが、論文と比べてレポートはあらかじめどういったことについて書くか?というテーマが指定されていることが多く、個人の裁量が小さいです。
しかし、論文はどういった内容について書くか?という部分も自分で決められるので、相対的に裁量が大きいと言え、その点が違いになるのです。