知識は「自然に見聞きしたことで得られること」。
「知恵」「教養」と言い換えると分かりやすいです。
情報は「受け取ったあることの内容や知識のこと」。
「消息」「知らせ」「ニュース」「データ」と言い換えると分かりやすいです。
知識は知ることで得られるもので、情報は同じく知ることではあってもそのことの内容が分かることになります。
知識は知らないことを知ることです
知識はまだ知らないことを自然に知り自分のものとした事柄をいいます。
知識は五感を通して知ることが出来るもので、その量が多ければ「才気活発」とか「教養がある」と言われます。
知識は、また、研究や経験により得られたものや特定の個人の情報なども言います。
多くは学校で学習を通じていろいろな分野の知識を習得する事になります。
情報は知識の一分野で内容を伴うものになります
情報は知識の範疇に入りますが、単に知ることではなく、外部からもたらされる知識で内容が分かる知識の意味合いが強いといえます。
クラス会の通知や館内案内、事件・事故のニュ―ス、CM、宣伝・広報により知らされるもの、手紙、電話、SNSからの通知、また、自主的に行うネット検索による知識などは特定の事柄についての知識と言えます。
台風は何かの一般的な知識はあっても、今回の台風20号についての情報が知りたい
台風とは熱帯性低気圧が発達したもので、上陸すれば災害が発生する程度の一般的な知識は誰でもありますが、例えば、今回接近している台風20号についての情報は、知識だけでは分かりません。
情報はニュースや天気予報などで得る必要があります。
どの程度強く、どのような進路を辿っているのか、上陸の可能性や、被害の程度はなど知りたい情報は沢山あります。
知識は単に知ることで情報は特定のことがらの内容が分かる知識のことです
知識は知っていることの集積といえます。
多ければ教養があり、少なければ物を知らないと卑下されます。
情報はある特定のことについての知識で、その内容が分かることが必要です。
多く知っていれば情報通であり、知らなくても卑下はされません。
知識は自然に得られるものであり、情報は自主的に得るものや、外部が発信している知識を受け入れて自らのものにしているとも言えるでしょう。