推理は「手がかりをもとにして、謎となっているものを解き明かしていくこと。」推理小説やミステリードラマなどでよく使われます。
推測は「すでに存在している事実をもとにして、想像すること。」想像する内容というのは特に限定されていませんし、細かく決まっていないため、そこから想像できそうなものであれば何でもいいということが言えるのです。
「推理」の意味
推理とは、見つかった手がかりなどをもとにして、ある謎を解き明かしていくことです。
たいていは殺人事件の犯人を暴く際などで使われ、事件の真相を明らかにするようなケースが当てはまります。
推理小説やミステリードラマといったケースで推理という言葉はよく使われますが、逆に言えばそれ以外の面で使われることはあまりないです。
「推測」の意味
推測とは、すでに存在している事実から想像をすることです。
すでに判明しているものを使って、どんなことが言えるのか?を導き出すような作業と言えます。
推理と同様に論理的に考えるということになりますけど、想像することがメインと言えるため、謎を解き明かしたりするようなことは求められていないと言え、そこが違いになります。
「推理」と「推測」の用法や用例
「推理ものの小説には有能な探偵がつきものだが、発見された痕跡などをもとにして、論理的に謎を解き明かし、真犯人を導き出す力はやっぱりすごいなと思う。」
「あいつって、給食がカレーの日はいつもテンションが高いよな。
俺の推測では、もしかしたらカレーが大好きなのではないか?と思われる。
そうじゃなければ、あのテンションは説明がつかない。
謎を解き明かすか?想像をするか?の違い
推理というのはフィクション作品に登場する言葉で、真相を明らかにするということや真犯人を突き止めるという意味があります。
ただ、推測に関してはいろいろな場面で使用でき、特定の事実から想像をすることを意味しています。
推理をすることは滅多にないとしても、推測をすることは多くの人が無意識にやっていると言えるはずです。