解職は「職務を辞めさせること」。
自分で辞めるのではなく、他人から辞めさせられるときに使う言葉であり、そこは大きなポイントになると言えるでしょう。
失職は「職を失うこと」。
仕事をしていた人がそれを失うという意味であり、会社を解雇される、リストラされるといったケースでも使うことができると評価できるでしょう。
「解職」の意味
解職とは、職務を辞めさせることです。
それなりの立場にある人が、ある人の職務を辞めさせるときに使用するので、実際にこれを使うことができる機会はそんなに多くないでしょう。
ただ、聞いたことがある人は多数いる状況です。
知名度的にはそこそこ高いと言えますし、そこは覚えておいた方がいいのではないかと思われるのです。
「失職」の意味
失職とは、職を失うことです。
そのままの意味となっています。
仕事をしていた状態から、無職の状態になるときに使っていく言葉になります。
解職とは表記は近いものの、意味は同じではなく、区別できる部分があります。
また、知名度的にはこちらの方がメジャーであり、多くが知っています。
そこでも区別できると言えるでしょう。
「解職」と「失職」の用法や用例
「解職をするというのは、簡単にできる決断ではない。
それなりに慎重に、きちんと考えたうえで決めていかないといけない問題になるのではないか。」
「失職をすると、次の仕事を早く見つけないといけないという、危機感が芽生えてくる。
ただ、ときにはそういう部分が焦りにつながることも割とあるのではないかと思うんだよ。」
解職と失職は意味は微妙に違う
解職と失職は意味は似ていると思っている人がいるかもしれませんが、実際は微妙に異なっています。
似ている箇所はあるものの、区別できる状況となっているのです。
日常的にはともにそんなに見聞きしませんけど、失職の方が使用頻度は高いです。
解職が使われるケースというのは、そんなに多くないと評価できると思われるのです。
