苦慮は「苦心したうえで、いろいろと考えていくこと」。
苦慮と言えるような場面は日常的にそれなりに多くあると言えますし、使っていくことがしやすいでしょう。
苦労は「物事が上手くいかないために、手間がかかっている状況のこと」。
大変さを感じているというケースで使っていきます。
かなりメジャーな言い方になるでしょう。
「苦慮」の意味
苦慮とは、苦心したうえで、いろいろと考えていくことです。
苦心をしながら、何かを考えていくようなケースで使います。
したがって、それなりに手間がかかる、疲れるという部分があるときに使っていく点は知っておかないといけません。
苦慮に当たる状況は日常的に存在しており、多くの人たちが経験したことがあると評価できます。
「苦労」の意味
苦労とは、物事が上手くいかないために、手間がかかっている状況のことです。
苦慮の意味に近い部分はあります。
意味では区別しづらいと言えるのです。
苦労という言い方はかなり有名であり、多くの人たちが知っていると言えるでしょう。
知名度的には苦慮とは違いがあるので、そこは覚えておくといいです。
区別しやすいポイントです。
「苦慮」と「苦労」の用法や用例
「苦慮をするようなときは、たまには存在している。
そういう状況においては、肉体的のみならず、精神的にも負担がかかっている状況であると言えるだろう。」
「人生は苦労することの連続であると言えるだろう。
それが当たり前であり、誰もがそのような人生を送っているはずだ。
そこはみんな知っておいた方がいいと思うんだ。」
苦慮と苦労は知名度において差がある
苦慮と苦労は意味としてはそこそこ近い部分があります。
完全に同じ意味ではないものの、似ていると言える状況ではないかと思われるので、そこは頭に入れておいてほしいです。
ともにそれなりにメジャーな言い方になるので、知っている人は多くいるでしょう。
しかし、苦労の方が多少なりとも有名であるため、そこは覚えておきましょう。