無分別は「分別や思慮と言える部分がないこと」。
そういう部分がほとんど見られないというケースで使っていく言葉になりますから、そこは覚えておきましょう。
無差別は「差別的でないこと」。
つまり、差別的な意図がない状況で使います。
ランダムであるなどのシーンで使っていくことができるのではないかと思われる状況です。
「無分別」の意味
無分別とは、分別や思慮と言える部分がないことです。
そういう状況が感じられる人に対して使っていく言葉になると言えます。
使用できるチャンスはあるものの、実際はあまり使われていない表現になります。
知名度はそこまで高くないと言えるでしょうし、誰もが知っていると言えるような言葉ではないので、そこは重要な箇所になります。
「無差別」の意味
無差別とは、差別的でないことです。
何らかの取り扱いや状況などにおいて、差別的ではないというケースで使う言葉になります。
無差別というのは、対象を意図的に選んでいないという意味で使っていく言葉であり、ランダムといった言い方もできます。
無分別に表記は近いですが、意味は異なっているので、そういう部分で区別ができます。
「無分別」と「無差別」の用法や用例
「無分別と感じられるケースは多くはないが、たまにはあるのではないか。
いろいろな人たちがいるから、そういう人たちが存在していても不思議ではないと思うけど。」
「抽選というのは、通常は無差別に当選者を決定する。
つまり、誰が選ばれるかについては、完全に運であると言えるはずだ。
努力ではどうしようもない部分になる。」
無分別と無差別は意味で区別が可能
無分別と無差別は表記は近くなっているものの、意味は同じではなく、そういう箇所において区別をしていくことが可能と言えるでしょう。
無差別という言い方はそこそこメジャーであり、知っている人は多々いるのではないかと思われます。
無分別については、相対的には知名度が低いと言えるでしょう。
あまり聞かれない状況であると評価できます。