伝書は「家に代々伝わっている書物のこと、書類などを相手に渡すこと」。
複数の意味があるので、ともに知っておいた方がいい部分になるでしょう。
伝言は「人に頼んで、ある内容を他人に伝えてもらうこと」。
一般的には人を介して、何らかの用件を伝えてもらうという意味で使いますけど、伝書の意味に似ている部分もあります。
「伝書」の意味
伝書とは、家に代々伝わっている書物のこと、書類などを相手に渡すことです。
後者の意味の方が使われやすいでしょう。
伝書鳩などの言い方はかなりメジャーであり、知っている人は多くいるはずです。
たまに使われている言葉ですけど、そんなに頻繁には使用されていないので、そこは理解しておいた方がいいのではないかと思われます。
「伝言」の意味
伝言とは、人に頼んで、ある内容を他人に伝えてもらうことです。
伝言については、日常的にそこそこ見られる状況であり、言葉としてもそれなりにメジャーであると言えるでしょう。
伝言を頼んだことがある人は多くいますし、この言葉を使ったことがある人も結構多いはずなので、十分に親しみを感じることができるのではないかと思われます。
「伝書」と「伝言」の用法や用例
「伝書鳩というのは、現実的にはほとんど見られない。
どうしても身近な存在ではないと言えるのではないか。
ただ、知っている人は世の中ではかなり多いと思うけど。」
「伝言を頼むことはたまにあるけど、頼んだ相手がちゃんと的確に相手に伝えてくれているかという点は、非常に気になる。
だから、できるならば自分で直接伝えていきたいわけだ。」
伝書と伝言は意味で区別が可能
伝書と伝言については意味は似ている部分はあるかもしれませんけど、基本的には区別できる状況であり、そこは知っておかないといけません。
ともに多くが聞いたことがある言葉であり、知名度はそこそこ高くなっているでしょう。
これらの言い方を知らない人、聞いたことがない人はかなり少ないと言える可能性がありますし、そこは重要です。