稀代は「世に稀なこと」。
世に稀と言えるほどに希少である。
数が少ないと言える存在に対して使用する言葉になります。
能力的に優れた人などに対して使うことが多いです。
稀有は「滅多にないと言えること」。
要するに世にも珍しいと言えるケースで使う言葉になります。
稀代の意味に似ているものの、稀有は人間以外に対してもよく使われます。
「稀代」の意味
稀代とは、世に稀なことです。
世の中でなかなか見られない存在、貴重な存在という意味になります。
数が少ないという点は大きなポイントになります。
基本的には能力面において、優れた部分が確認できる人に対して使っていくことが多いと言えるでしょう。
稀代という言い方はいろいろな分野で見聞きします。
知名度はそこそこ高いです。
「稀有」の意味
稀有とは、滅多にないと言えることです。
要するに珍しい存在、貴重な存在に対して使っていく言葉になります。
意味は稀代に近いです。
でも、こちらは人以外に対しても使用しやすいので、そこは知っておきましょう。
より多くの場面で使っていくことができます。
知名度は稀代と同じような状況ではないかと思われるので、そこも覚えておきましょう。
「稀代」と「稀有」の用法や用例
「この選手もついに引退か。
全盛期の活躍は今でもよく覚えているし、稀代の名選手というイメージがあるから、これからも語り継がれていくことになるだろう。」
「ここまでの状況はかなり稀有と言えると思う。
幸運が重なることはたまにあるとしても、ここまで何度も続くというケースはちょっと考えづらい部分もあると言えるだろう。」
稀代と稀有は意味はそこそこ似ている
稀代と稀有に関しては、意味はそれなりに近いと言えるでしょう。
ともに稀である、滅多にないと言える存在などに対して使っていく言葉になるので、明らかな意味の違いを認識することは厳しいと言えると思われます。
ともにそれなりにメジャーなので、知っている人が多くいるはずです。
自分でもたまに使う可能性があるのではないかと思われます。
