好古は「古い時代の物事を好むこと」。
昔のものが好きという人に対して使うことができます。
この言葉を使うことができるシーンはそれなりに多くあるでしょう。
懐古は「昔のことを懐かしく思うこと」。
好古の意味にやや似ていますが、全く同じではありません。
また、知名度に関しては、懐古の方が高いので、そこはポイントになります。
「好古」の意味
好古とは、古い時代の物事を好むことです。
今の物事ではなく、昔の物事を好むと言えるケースで使うので、そこは大きなポイントになるのではないかと思われます。
このような傾向が見られる人はそれなりに確認できますから、日常的に使用できる機会はあるでしょう。
でも、表現としてはマイナーであり、知らない人も多くいます。
「懐古」の意味
懐古とは、昔のことを懐かしく思うことです。
昔のことが好きという意味はないものの、懐かしいと感じるケースで使っていくので、意味は好古にそれなりに近くなっています。
ただ、懐古という言い方の方が知名度は高いでしょう。
こちらの方が知っている人が多いため、そういう部分は頭に入れておいた方がいいのではないかと思われます。
「好古」と「懐古」の用法や用例
「好古と言える人はいろいろな分野で見られる。
例えば、ゲームにおいては顕著であり、レトロゲームといったジャンルが好きな人は世の中では結構いるみたいなんだ。」
「懐古の気持ちは多くの人たちに少なからずあるのではないかと思う。
昔の何らかの部分について思い出したり、懐かしいと感じる状況は普通にあるんじゃないかと思うんだ。」
好古と懐古は意味はやや似ている
好古と懐古は意味はそこそこ似ている部分があります。
全く一緒とは言えないものの、ある程度は似ていると評価できるはずなので、そういう部分は知っておきましょう。
でも、知名度は懐古の方が高いと評価できます。
好古と比べると、多くが知っている言葉になりますから、そこはきちんと覚えておいた方がいいと言えるでしょう。