波紋は「水に向かって石などを投げたときに生じる、輪のような模様のこと、周囲に対して動揺を与える影響のこと」。
複数の意味がありますけど、たいていは後者の意味で使います。
余波は「風が収まった後に立っている波のこと、物事の影響がまだ残っていること」。
後者の意味については、波紋の意味にそこそこ似ていると言えます。
「波紋」の意味
波紋とは、水に向かって石などを投げたときに生じる、輪のような模様のこと、周囲に対して動揺を与える影響のことです。
後者の意味で使うことが多く、こちらに関しては特に覚えておきましょう。
波紋を広げる、呼ぶなどの言い方が特に有名ですし、そういったところは重要です。
日常生活では、たびたび見聞きする表現になるでしょう。
「余波」の意味
余波とは、風が収まった後に立っている波のこと、物事の影響がまだ残っていることです。
後者の意味は波紋に近いのではないかと思われます。
波紋の一部の意味に似ているので、しっかりと覚えておきましょう。
同じようなシーンで使っていくことができるでしょう。
こちらも普段の生活で聞かれる機会はちゃんとある表現になります。
「波紋」と「余波」の用法や用例
「今回の出来事は、世の中に波紋を投げかけたと言えるだろう。
これをきっかけにして、今までの当たり前の習慣が変わる状況もあり得るのではないかと思われる。」
「今回の出来事の余波はいまだに続いていると言える。
この出来事について、忘れることができる人は少ないだろうし、当分は影響が残り続けると言えるだろうな。」
波紋と余波は意味は似ている部分がある
波紋と余波については表記はそこそこ近いですし、意味も似ている部分があります。
したがって、両者はそういう部分では区別がしづらいと感じる可能性があるのです。
ただ、意味は全く同じではありませんから、一応差を見出すことはできると思われますが。
このような言い方は日常的にそこそこ使用される機会が存在していると言えます。