廃置は「廃することと置くこと」。
この両方を意味する言葉になりますが、ともに意味する機会があまりないので、使用するケースもそんなに多くないと評価できます。
排置は「秩序立てたうえで、並べていくこと」。
廃置と表記は似ていますけど、意味は違っているので、そこに関して見分けていくことができると言えると思われます。
「廃置」の意味
廃置とは、廃することと置くことです。
両方の意味を同時に満たすシーンで使っていく言葉になりますけど、そのようなシーンはあまり多くないでしょう。
したがって、現実的に使うことができる機会はあまり多くないと思われます。
言葉の知名度もそんなに高くないですし、知っている人が多くないという意味では、馴染みは感じづらいです。
「排置」の意味
排置とは、秩序立てたうえで、並べていくことです。
廃置とは表記が似ているものの、意味は同じではなく、異なっているという評価が可能でしょう。
また、こちらに関しても有名な言い方ではありません。
知っている人は少ないという状況であり、どうしても馴染みを感じられない面があります。
自分で使用するケースはほぼないでしょう。
「廃置」と「排置」の用法や用例
「これに関しては廃置を考えていかないといけないだろうな。
古い制度であるし、現代には合わない面があるから、早急に廃して、新しい制度を設置していくべきだ。」
「何らかのものを秩序立てたうえで、並べていく必要があるシーンもある。
そういうケースは多くないかもしれないが、ときには排置も必要であると評価できると思うんだ。」
廃置と排置は意味で区別ができる
廃置と排置については、表記は近いと言えるものの、意味は同じではありません。
そういった部分において、違いと言える部分はあります。
そして、これらの表現はともにマイナーであると評価できるでしょう。
ともに日常的にはほとんど使用されない状況です。
だから、どうしても馴染みを感じることは厳しいと言えると思われます。