反問は「何かを質問されたときに、逆にこちらが質問をすること」。
このようなシーンは実際にありますから、使いやすい表現になります。
でも、知名度は低いです。
問い返すは「すでに尋ねたことに関して、もう一度尋ねること」。
再度同じ質問をするなどの意味で使っていく言葉であり、反問の意味とはちょっと異なっていると言えます。
「反問」の意味
反問とは、何かを質問されたときに、逆にこちらが質問をすることです。
質問をしてきた相手に、逆に質問をするという意味になります。
こういうシーンで使っていく言葉になるので、使うことができる機会はそれなりに限定されるという言い方ができます。
また、反問という言い方はそんなにメジャーではありません。
そこもポイントになります。
「問い返す」の意味
問い返すとは、すでに尋ねたことに関して、もう一度尋ねることです。
反問の意味とはちょっと異なっているので、そこは覚えておきましょう。
過去に尋ねたことをあえてもう一度尋ねるケースというのは、実際にあるでしょう。
したがって、こういう言い方ができるシーンというのは、それなりに多くあるはずです。
そこは覚えておきましょう。
「反問」と「問い返す」の用法や用例
「反問をされると、質問をした側としても困る状況があると思うんだ。
質問をしたら、逆に質問をされるというケースをあまり想定していないだろうから。」
「過去に尋ねたことに関して、相手がどのように答えたか、忘れてしまうことがある。
そういうときには問い返す必要があるわけだ。
相手にはちょっと申し訳ないと言えるけど。」
反問と問い返すは意味が異なっている
反問と問い返すについては、意味は同じではありません。
表記に関しては、似ていると感じられる部分があるかもしれませんけど、意味は同じではないという点は重要になってきます。
問い返すについては、たまに見聞きすることがあるでしょうけど、反問は日常的にはあまり使用されない言い方になります。
そこは事前に知っておきましょう。