難物は「処置に困るもののこと、扱いに困る状況のこと」。
そのような状況はたまにあるでしょうし、使うことができる場面はちゃんとあると評価できると思われます。
難敵は「強くて戦いにくい敵のこと」。
倒すのが大変な敵という言い方もできるでしょう。
難物とは意味は違いますが、同じような場面で使うことができる可能性があります。
「難物」の意味
難物とは、処置に困るもののこと、扱いに困る状況のことです。
処理しづらいとか、扱いづらいといった存在に対して使っていく言葉になります。
そのように感じる状況は実際にあり得るので、この言葉を使える機会はそれなりに多くあるでしょう。
ただ、有名な言葉とは言えませんから、これを知っている人はそんなに多くないと評価できます。
「難敵」の意味
難敵とは、強くて戦いにくい敵のことです。
強いと言える状況のため、倒すことがしづらいケースで使っていく言葉になります。
難物の意味に似ているものの、より条件が限定されていると言えるので、そこは大きなポイントになるでしょう。
難敵の方がメジャーな言い方になると思われますし、そこに関しては知っておいた方がいいです。
「難物」と「難敵」の用法や用例
「他人からもらったものに関して、難物と言えるケースもある。
相手からくれると言われたときには、断りづらいから一応もらうものの、置き場所などに困るケースが実際にあるんだ。」
「難敵を倒すためには、それなりに戦略を練らないといけない。
何も考えないで挑んでいっても、現実的に勝つことはかなり難しいと言えると思う。」
難物と難敵は意味で区別ができる
難物と難敵については意味は同じではありません。
しかし、同じような場面で使っていくことができる可能性もあるので、そこは理解しておいてほしいです。
一般的には難敵の方が有名な言い方であり、使用頻度はより高いと言えます。
難物はそこまで有名な言い方ではなく、相対的に使われづらいと言えるので、覚えておいてほしいです。