休館は「図書館や博物館などがその日の営業を休むこと」。
いろいろな施設において使われる言葉になります。
それなりにメジャーな表現であると評価できます。
閉館は「図書館や博物館などが閉まっている状態のこと」。
こういった施設が業務を行っていない状況において、使用する言葉になります。
休館とはやや意味が異なっているのです。
「休館」の意味
休館とは、図書館や博物館などがその日の営業を休むことです。
特定の日に関しては、利用できないケースがありますけど、それを休館と表現します。
こういう言い方が使える施設はそれなりに多くあり、図書館や博物館を含めて、いろいろな場所で使うことができるのです。
言葉の知名度もそれなりに高いと言えると思われるのです。
「閉館」の意味
閉館とは、図書館や博物館などが閉まっている状態のことです。
こういった施設が利用できないケースで使用します。
ただ、休んでいるわけではなく、今後ずっと利用できないと思われるケースで使用することが多いため、そこはポイントになります。
休館と意味は異なっていますが、知名度はそれなりに近いと言えると思われるのです。
「休館」と「閉館」の用法や用例
「今日は図書館で勉強をしようと思ったが、どうやら休館日のようだ。
したがって、今日はこういった場所を利用することができない。
別の場所を探すしかないな。」
「この図書館は長い歴史を持つ存在であったものの、ついに閉館を迎えてしまった。
いずれはこういうときが来るとは思っていたが、ついにやってきたかという感じだ。」
休館と閉館は意味が異なっている
休館と閉館は意味は似ているように感じられるかもしれませんが、実際は違いと言える箇所があります。
休館はその日の営業を休むだけですが、閉館はそれ以降ずっと利用できない状況となるので、そういった部分で両者は区別をしていくことができます。
しかし、知名度に関しては、両者は同じくらいと言える可能性があるでしょう。