引責は「責任を自分の身に引き受けること」。
責任を取るといった言い方ができるでしょう。
そこそこ有名な言い方になりますし、知名度は高いと評価できます。
責負は「責任のこと」。
つまり、責任を意味している言葉であり、特定の人に責任がある、責任を負っているという意味で使います。
でも、マイナーな表現であると言えるはずです。
「引責」の意味
引責とは、責任を自分の身に引き受けることです。
いわゆる責任を取るという状況で使う言葉になります。
引責という言葉はいろいろな場面で使われており、見聞きしたことがある人はそれなりに多いでしょう。
引責辞任などの言い方はそこそこ見られますし、知名度は結構高いはずです。
自分で使用する機会はほぼないと思われますが。
「責負」の意味
責負とは、責任のことです。
責任それ自体を意味する言葉であるため、責任が誰かに存在していると言える場面で使います。
日常的に使いやすい言葉になりますが、知名度はあまり高くないので、実際はそんなに使用されない状況であると言えるでしょう。
自分で使ったことがある人も多くないでしょうし、どうしても馴染みは感じづらいです。
「引責」と「責負」の用法や用例
「何かしら問題が起きると、組織の代表者などが引責辞任をすることがよくある。
辞任をするという形で、責任を取っているという態度を示しているのだろう。」
「仕事をしていれば、何らかの責負があると言えるはずだ。
だから、常に責任感を持ちながら、真剣に取り組んでいく必要があるだろう。
そういう意識が必要だと思うんだよ。」
引責と責負は知名度で区別ができる
引責と責負は意味は同じではないです。
ただ、ともに責任に関係する言葉であり、似たような場面で使うことができるでしょう。
そこは共通しています。
でも、引責はたまに聞かれる言葉になるものの、責負はあまり聞かれない言い方になるでしょうから、そこは知っておいた方がいいです。
両者は区別できる部分がちゃんとあるのです。