先後は「時や順序における先と後のこと」。
こういった意味なので、割とそのままの意味であると言えるでしょう。
知名度もそれなりに高いという言い方ができるはずです。
前後は「基準となる場所における前と後ろのこと」。
前と後ろの両方を指している言葉であり、それなりに有名な言い方です。
先後とは意味はちょっと違っています。
「先後」の意味
先後とは、時や順序における先と後のことです。
時や順序に対して使うことができる表現になりますから、使うことができるシーンはそれなりに多くあるでしょう。
言葉の知名度はそこまで高くはないですが、知っている人はそれなりにいるでしょう。
たまに見聞きする機会がある可能性が考えられますから、意味はちゃんと理解しておくべきです。
「前後」の意味
前後とは、基準となる場所の前と後ろのことです。
前後という表現は日常的にかなり使われやすいです。
したがって、かなり馴染みを感じやすい面があるのではないかと思われます。
ただ、前後については位置だけではなく、数字の前と後ろといった意味でも使うことができますから、そこについても同時に知っておいた方がいいです。
「先後」と「前後」の用法や用例
「発表の順番というのは先の方がいいという人もいるし、後の方がいいという人もいる。
したがって、先後に関しては人によって考え方が異なっていると言えるわけだ。」
「予定では9時から始まる予定だが、開始時刻に関しては前後する可能性があるようだ。
したがって、ぴったりの時刻で始まるとは限らない点は頭に入れておいた方がいい。」
先後と前後は意味がやや異なっている
先後と前後は意味は似ている雰囲気はあるものの、全く同じではないでしょう。
先後は時や順序において使いますけど、前後は主に場所において使うので、そういったところは覚えておく必要があります。
また、前後はかなり有名な言い方になりますけど、先後についてはあまり有名ではないので、そういった点も知っておく必要があると言えます。