絶無は「それと同類と言える存在が全くないこと」。
それだけ特別な存在というケースで使用する言葉になります。
あまり有名な言い方ではないです。
無類は「比べられる存在がないこと」。
比べられる存在がないほどに、特定の存在が優れているという意味で使うことができる表現になります。
絶無と比べると、こちらの方がメジャーな言い方です。
「絶無」の意味
絶無とは、それと同類と言える存在が全くないことです。
同類と言える存在が全く確認できないということで、それだけその存在が特別である、優れているという評価ができるシーンで使っていきます。
あまり有名な言い方ではありませんから、知っている人は多くありませんし、普段の生活で見聞きする可能性も低いので、ここはポイントです。
「無類」の意味
無類とは、比べられる存在がないことです。
比べられる存在がないということは、特定の存在が特別であり、抜きんでているという言い方もできます。
したがって、それだけ優れていると評価できるケースもあると言えるため、絶無の意味に近いと言えるでしょう。
でも、無類はそれなりに有名な表現ですし、そこは絶無との違いになります。
「絶無」と「無類」の用法や用例
「この作品に関しては、私が見てきた映画の中で絶無と言えるものだろう。
面白さに関しては群を抜いており、かなり特別な存在であると評価できると思うんだ。」
「あの人はゴルフが本当に好きみたいだ。
無類のゴルフ好きという感じで、ゴルフの話をよくしているし、頻繁に練習もしているようだ。
多大な情熱を注いでいると評価できる。」
絶無と無類については知名度で区別ができる
絶無と無類に関しては意味は割と似ていると言えるでしょう。
そういう部分では差を感じづらいと評価できるはずです。
しかし、これらの言葉は知名度が異なります。
無類はそこそこ知られている表現になるものの、絶無はあまり知られていない表現になるので、そういった点は理解しておくべきです。
両者は区別できる箇所が一応あります。