真価は「本当の価値のこと」。
真の価値といった意味であり、知る人ぞ知る価値といった意味で使っていくことができる表現になるのではないかと思われます。
値打ちは「そのものが持っている価値や役に立つ程度のこと」。
真価の意味に近いですが、値打ちは真の価値といった意味はないので、そこは真価との違いになると言えるでしょう。
「真価」の意味
真価とは、本当の価値のことです。
そのものが持つ本当の価値を表す言葉であり、見かけ上の価値とは違った部分における、本質的な価値を意味する言葉になります。
したがって、そのものに関してかなり詳しい人じゃないと判断ができないケースで使うことが多いでしょう。
ただ、もの以外においても使うケースは存在しているのです。
「値打ち」の意味
値打ちとは、そのものが持っている価値や役に立つ程度のことです。
真価の意味に似ているとは言えますが、真の価値ではないので、そこはポイントです。
つまり、値打ちは見かけ上の価値を意味するケースでも使用できると言えます。
だから、両者は区別できる部分はちゃんとありますから、ここについて特に覚えておくといいでしょう。
「真価」と「値打ち」の用法や用例
「これに関しては、それなりに知識や経験がないと真価を発揮させることはできない。
つまり誰が使っても同じではないから、そこは知っておかないといけない。」
「ものの値打ちというのは、いろいろな部分で決まる。
見た目もそうだし、使い勝手のよさなども重要だ。
それらを総合的に評価したうえで決定されていると言えるだろう。」
真価と値打ちは意味はやや異なっている
真価と値打ちはどちらも何らかの存在における価値といった意味で使うことができる言葉です。
だから、意味はそれなりに似ています。
しかし、全く同じ意味ではありませんから、そこは理解しておいてほしいです。
これらの表現はともにそこそこ有名です。
したがって、知っている人、聞いたことがある人は多くいると思われるのです。