本真は「本当であること、真実であること」。
多くの場面で使うことができる意味ですけど、こういう言い方はそんなに有名ではないと言えると思われます。
本心は「本当の心のこと」。
つまり、その人が心の中で本当に思っていることといった意味になります。
本真とは表記は似ているものの、意味は完全に同じではないと言えます。
「本真」の意味
本真とは、本当であること、真実であることです。
こういう意味の言葉なので、使用できるシーンはかなり多いのではないかと思われます。
ただ、実際はそこまで多く使用されないでしょう。
知名度が高い言い方ではありませんし、どうしても知らない人がかなり多いと思われるため、そういう部分については知っておいた方がいいです。
「本心」の意味
本心とは、本当の心のことです。
本真の意味に似ている部分はありますが、全く同じとは言えません。
本心の方がより具体的な意味になると言えます。
また、本心の方が知名度は明らかに高いと思われるので、こちらが使われる機会の方がかなり多いのではないかと思われます。
ここは特に大きなポイントになると言えると評価できます。
「本真」と「本心」の用法や用例
「今回の出来事に関しては嘘だと思う人もいるかもしれないが、本真と言える状況なんだ。
したがって、現実に起きたこととして理解しておいてほしい。」
「本心というのはなかなか掴みづらいものである。
特定の人の言動などから推測することはできるけど、それはあくまでも推測であり、実際のところはよく分からないだろう。」
本真と本心は意味がやや異なっている
本真と本心に関しては意味は似ていますが、全く同じではないです。
本真は本当のことという意味ですが、本心は本当の心という意味になるので、そういう部分で一応区別ができます。
日常的には本心はそこそこ見聞きしますが、本真はあまり聞かれない言葉になるでしょう。
そういう箇所についても理解しておいた方がいいと思われます。