SOSは「人命にかかわる恐れがある時に発信されるモールス信号のこと」。
「モールス信号」と言い換えると分かりやすい。
メーデーは「人命救助を求める言葉のこと」。
「救助符号」と言い換えると分かりやすい。
SOSは、一般的に使われている救助依頼のことですが現在は使われていません。
「メーデー」は特に航空機に使われている救難信号のことです。
「SOS」は船舶など使用されていた救難信号のこと
「SOS」は船舶の遭難時に発信された救助信号のことで、モールス信号のことです。
「トントントン・ツーツーツー・トントントン」と言う特徴のあるモールス信号だったのですが、現在は廃止され使われていません。
モールス発信機が無いと発信できないこと、人工衛星が発達したことなどの理由から、今は国際的には人工衛星を利用した船舶や航空機のための救助システムGMDSSが使われています。
「メーデー」も遭難信号
「メーデー」は労働者の祭典と言う意味の外、航空機などの遭難信号に使われています。
航空機以外にも消防や警察、交通機関なども使用することがあります。
「メーデー発信」は緊急時に限られ、虚偽の発信を行うと犯罪となります。
また、通信が届かない場合には受信をした第三者が連絡をする「メーデーリレー」も行われます。
口頭では「SOS」「メーデー」と言った方が通じやすい
いかに通信機器やシステムが発達しようとも緊迫した様子を知らせたい場合は、口頭で「SOS」「メーデー」と言った方が通じやすいと思われます。
また、現在は使用されていませんが「SOS」と言う言葉は一般的に良く知られた救難信号でもあったため、日常生活で様々な場合に助けを必要としていることを知らせるのに使われる言葉です。
「SOS」と「メーデー」とは
「SOS」はSOSに当たる「トントントン・ツーツーツー・トントントン」と言うモールス信号のことを言います。
「SOS」は何かの略ではなく意味のないものですが、覚えやすい特徴のある信号だからかも知れません。
現在は廃止され通信衛星を利用した救助システムGMDSS が国際的に使われています。
「メーデー」は航空機などに使われている救難信号のことで、「メーデー・メーデー・メーデー」と繰り返して現在位置と状況を伝えます。