分譲は「土地や建物の一部を売り分けること」。
「売り分ける」と言い換えると分かりやすい。
割譲は「国家が領土の一部を譲ること」。
「領土一部譲渡」と言い換えると分かりやすい「分譲」は不動産取引に使われる言葉です。
「割譲」は戦争の事後処理として国家間で行われることに使われる言葉ですから、あまり多くの例はありません。
「分譲」は不動産用語
「分譲」不動産取引の形態で不動産用語です。
「分譲住宅」「分譲地」「分譲マンション」などの言葉があります。
あらかじめデベロッパーにより造成や建築された物件を切り売りすることです。
「分譲地」は造成された土地の一部を購入すること、「分譲住宅」は分譲地にある土地付き一戸建住宅の購入のことを言い、「分譲マンション」は土地付きの区分所有権を購入することです。
「割譲」は国家間のこと
「割譲」は戦争の後処理で、戦勝国が敗戦国の一部、または全部の支配権を取得し、自国の領土とすることです。
日本においても日露戦争や日清戦争の後、樺太や台湾などの領土の割譲を受けました。
有償の「割譲」と言える買収は、アラスカやテキサス、ニューメキシコなどで行われました。
それぞれ国家の事情があり行われたものですが、現代では一方的に武力行使で行われている例があります。
「分譲」も「割譲」も譲り渡すこと
「分譲」も「割譲」も譲り渡すことです。
対象は全く異なりますが、所有権や領有権の移転が行われることです。
分譲はもちろん、「割譲」も有償で行われたものが多いのですが、戦争が原因となっている場合は無償の「割譲」もありました。
ただし、過去に列強国による世界の植民地は「割譲」ではなく、「植民地支配」と言われるものでした。
中国も植民地支配され、香港やマカオの領有権は中国で支配権が他国となったものです。
「分譲」と「割譲」とは
「分譲」は不動産用語で、「分譲地」や「分譲住宅」「分譲マンション」などと言います。
「割譲」は国家の間の取引で、過去にはアメリカがアラスカやニューメキシコなどを有償「割譲」しました。
現代では一方的な武力行使や強引な線引きで領土拡張をもくろむ国が横行しています。
昔のような有償取引は望めないため、武力行使をするのかも知れません。