メーデーは「労働者の権利を主張する祭典のこと」。

「5月1 日」と言い換えると分かりやすい。

レイバーデイは「アメリカ独自の労働者の祝日のこと」。

「9月第一月曜日」と言うと分かりやすい。

どちらも労働者に関係したものになりますが、世界的に行われているのが「メーデー」であり「レイバーデイ」はアメリカ独自の労働者の祝日になります。

「メーデー」は労働者の祭典

「メーデー」は、毎年5月1日に世界的規模で実施される労働者の祭典と呼ばれる行事のことを言います。

「メーデー」の発祥はアメリカにあり、1886年5月1日に労働者が8時間労働を訴えて大ストライキを行ったことに由来します。

それが労働者の権利の主張の象徴として世界中に広まったと言うことです。

重に労働組合が参加をしています。

「レイバーデイ」はアメリカ独自の労働者の祝日

「レイバーデイ」はアメリカ独自の労働者の祝日ですが、「メーデー」と一緒にはなりませんでした。

「レイバーデイ」の由来は、1882年9月5日に起きた大ストライキにおいて暴力的鎮圧により多数の労働者が犠牲になった事件です。

現在では、「レイバーデイ」には労働者のパレードや有名人の演説があり、お祭り騒ぎとなっています。

夏の終わりでアメフトの始まりと捉えられています。

「メーデー」の言葉について

「メーデー」の言葉は「5月の日」「労働者の祭典」と言うことではあるのですが、語源では救難符号のことでフランス語の「ヴネ・メデ=助けに来て」に由来しています。

ですから遭難した時は「メーデー、メーデー、メーデー」と3回救難信号を発することが国際的な慣例になっています。

航空機の緊急信号や警察、消防などで使われます。

「メーデー」と「レイバーデイ」とは

「メーデー」とは、国際的な行事で「労働者の権利を主張する日」のことで労働組合が参加をして、デモ行進などを行います。

アメリカ発祥ですが、アメリカには別の労働者の日「レイバーデイ」があり、パレードが行われるなどお祭り騒ぎとなっています。

アメリカにはストライキに由来する事件をきっかけに「メーデー」とは別に祝日が設けられたと言う経緯があります。

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