白寿は「99歳のお祝いのこと。」
「99歳」と言い換えると分かりやすい。
皇寿は「111歳のお祝いのこと」。
「111歳」と言い換えると分かりやすい。
「100歳の百寿(ももじゅ)」を前後して訪れるのが「99歳の白寿」と「111歳の皇寿」です。
「白寿」を迎えられる男女は既に大変少数になっていることでしょう。
「人生100年」の時代とは言え、到達することは至難の業です。
「白寿」は99歳
「白寿」は99歳のお祝いのことです。
「白寿」ともなれば人は見るからに老い、腰は曲がり髪も抜けるか真っ白になります。
しかし、淡々と生きている高齢者は多いものです。
そこまで生きると100歳は目前と言うもので、何とか頑張りたいと周囲も本人も願うはずです。
男性ではごく少数となりますが、女性では100歳は多くいるのです。
「皇寿」は111歳
「皇寿」は111歳のお祝いですが、そのお祝いを受けられる人はそれこそ稀となります。
104歳までは可能性はありますが、111歳は相当困難となります。
世界の最高年齢者はその上を行きますが、全人類の内一人ですから天文学的確率となります。
「皇寿」と言う言葉も既に死語かも知れませんが、願望、可能性として言葉があるのかも知れません。
「白寿」と「皇寿」も漢字から付けられた言葉
「白寿」の「白」は「百に一足りない形の漢字」ですから「99」となります。
同じ様に「皇寿」は「皇の漢字が百(白と下にある一)と十と一に分解できること」から「111」となりました。
「白寿」は女性では結構な数の人が経験されるものですが、男性では非常に稀なことになります。
たとえば、98歳の男性は100歳まではどうかですが、少なくとも99歳は可能と考えているのでしょう。
「白寿」と「皇寿」とは
「白寿」は99歳のこと、「皇寿」は111歳のことを言います。
現代では「白寿」を迎える女性は多くありますが、男性では非常に稀となります。
男性の平均寿命が80歳に到達しているとは言え、20年近くも立った年齢は難しいものです。
111歳の「皇寿」は常識的に到達不可能と思われますから、「120歳の大還暦や250 歳の天寿」と同じく言葉としても死語かも知れません。