公認は「国家や政党などが正式に認めること」。
こういう存在が正式に認めているケースで使う言葉ですが、知名度は高くはないと言えるでしょう。
公許は「公に許されていること、官公庁が許可すること」。
公認とはちょっと意味が異なっています。
使用する場面に関しても違いがあるので、そういう部分は特に覚えておいた方がいいです。
「公認」の意味
公認とは、国家や政党などが正式に認めることです。
何らかの存在などに関して、国家や政党が認めるという意味で使われる言葉になります。
日常的にはあまり見聞きしませんが、選挙のシーンにおいては見聞きする場面があるでしょう。
したがって、そういうところはきちんと理解しておくべきです。
でも、馴染みは感じづらいでしょう。
「公許」の意味
公許とは、公に許されていること、官公庁が許可することです。
公認とは意味が異なっていると言えます。
また、公認と比べると、知名度は高くありません。
したがって、自然と使用頻度に関しても高くないという言い方ができるので、そこについても理解しておきましょう。
基本的には馴染みを感じづらい言い方になるのではないかと思われます。
「公認」と「公許」の用法や用例
「公認候補というのは、その政党から正式に認められた存在を指している。
実際、公認候補になると、選挙を戦ううえでいろいろな面で有利な状況となるようだ。」
「世の中には望ましいとは言い難い面があるが、公に許されているものがある。
ただ、公許と言える物事であっても、人によっては躊躇してしまうケースがあるかもしれない。」
公認と公許は意味で区別が可能
公認と公許は意味はやや似ていると感じられる部分はありますが、基本的には違いが存在しています。
したがって、両者はそういった部分で区別をしていくことが可能であると評価できるのです。
これらの言葉は日常生活では頻繁には使用されませんが、公認の方が使われやすいのではないかと思われるので、そこは理解しておきましょう。