公述は「公聴会で意見を述べること」。
こういう場で使う言葉なので、使用できるシーンはかなり限定的です。
日常生活ではまず使用しない言葉になります。
口述は「口で述べること」。
そのままの意味なので、公述とは意味がやや異なっていますし、使用頻度の面でも違いがあるでしょう。
基本的には口述の方が使われる機会は多いはずです。
「公述」の意味
公述とは、公聴会で意見を述べることです。
こういう意味で使う言葉なので、日常的にはほとんど使用されないと言えるでしょう。
公聴会という場がどうしても日常的には存在しないはずなので、こういう表現を使うことができるシーンも多くないのです。
馴染みを感じづらい言い方になりますから、そこは理解しておいてほしいです。
「口述」の意味
口述とは、口で述べることです。
意味は公述とは違っているので、区別自体はかなりしやすいのではないかと思われます。
使用頻度に関しては、口述の方が高いですし、そこも区別できるポイントになるでしょう。
口述は日常的に見聞きする機会がそこそこあると思われるので、十分に馴染みを感じられる言葉になると評価できるはずです。
「公述」と「口述」の用法や用例
「公述をする機会というのは滅多にないが、公聴会に出ないといけないシーンにおいては別だ。
そういう機会もたまにはあると言えるかもしれないし、頭には入れておきたい。」
「口述する機会は日常的に山ほどあるが、文章などで書くときと比べて、俺はそういう状況は苦手だ。
どうしても上手く喋ることが、説明することができないんだよ。」
公述と口述は違いが割と明確
公述と口述は表現としてはそこそこ似ていますけど、全体的に違いと言える箇所は割と明確です。
やはり意味が異なっている状況ですし、そのうえで使用頻度にも差があると評価できるので、両者はそういう部分において区別をしていくことができます。
こういった部分について、特に覚えておくといいのではないかと思われるのです。