喜びは「嬉しいという気持ちのこと」。
自分が嬉しいと感じたときに使います。
悦びは「自分が嬉しいときや他人を喜ばせたときの気持ちのこと」。
他人を喜ばせたときにも使う言葉です。
歓びは「歓声をあげるほどに嬉しいこと」。
声をあげてしまうほどに、ものすごい喜ばしい出来事があったときに、この歓びという言葉を使うことになります。
「喜び」の意味
喜びというのは、一般的な嬉しい出来事があったときに使う言葉です。
嬉しい出来事の内容は特に問われず、普通に何かしらの嬉しい出来事があれば、この喜びという字を使っておけば特に問題はないでしょう。
特殊なケースだと漢字が変わりますけど、この喜びという字以外を使うケースというのは、あまり存在しないのではないかと思われます。
「悦ぶ」の意味
悦ぶというのは、自分自身に嬉しい出来事があったとき、または他人を喜ばすことをしたときなどに使います。
自分に嬉しい出来事があったときに使えるので、喜びと意味はあまり変わりませんが、たいていは悦ぶではなく、喜ぶを使います。
したがって、こちらの悦びは他人を楽しませたり、喜ばせたときに使う言葉という特徴があり、そこが違いになります。
「歓び」の意味
歓びというのは、歓声を上げるほどの出来事があったときに使うことが一般的で、普通に嬉しいときには使うのは適さないでしょう。
これ以上ない嬉しさを感じたときにこそ使うので、人生の中でこの歓びを使うケースというのは何回かということになると言えるでしょうし、使うシーンを特に選ぶ必要がある言葉なので、注意が必要です。
喜び以外は使用するシーンが限られる
人が何らかの嬉しい気持ちを抱いたときというのは、たいていは喜びという字を使います。
これが一般的で、それ以外の嬉しいときに悦びや歓びを使うことになりますけど、悦びは他人を喜ばせて嬉しいとき、歓びは歓声をあげるほどに嬉しいときにそれぞれ使うことになります。
喜び以外は、使うシーンとしては多くないと言えるのです。