「煮え湯を飲まされる」と「梯子を外される」の違い・意味と使い方・由来や例文

煮え湯を飲まされるは「信頼していた人に裏切られること」。

裏切られるというのは、何かしら酷いことをされるといった言い方もできます。

現実においてあり得る状況です。

梯子を外されるは「仲間などに裏切られて孤立する状況のこと」。

意味は煮え湯を飲まされるに近いです。

ただ、梯子を外されるという言い方はそこまでメジャーではないかもしれません。

「煮え湯を飲まされる」の意味

煮え湯を飲まされるとは、信頼していた人に裏切られることです。

信頼している人であれば、裏切る可能性はかなり低いと思われるものの、実際にそういった人に裏切られてしまうケースはあり得ます。

使用する機会はそんなに多くないと思われるものの、知名度は割と高いと評価できるので、知っている人はかなり多いと思われるのです。

梯子を外されるとは、仲間などに裏切られて孤立する状況のことです。

裏切られるという部分があるので、意味は煮え湯を飲まされるの意味に近いと言えます。

ただ、こちらは孤立するという点も重要なので、そこも覚えておいた方がいいでしょう。

でも、使用頻度で言えば、煮え湯を飲まされるの方が高いと言えるのではないかと思われます。

「私はあの人にこれまでずっとついてきたが、まさかここで煮え湯を飲まされるとは思わなかった。

人間というのは、常に信頼できるとは限らないのかもしれないな。」

「あの人だけが頼りだったのだが、ここにきて梯子を外される状況となった。

したがって、今は頼れる人が全くいない状況と言える。

これから一体どうしたらいいのだろうか。」

煮え湯を飲まされると梯子を外されるは意味は割と似ていると言えるでしょう。

どちらも信頼していた人、仲間などに裏切られるという点があるので、そういった部分で共通している状況です。

ただ、使用頻度に関しては煮え湯を飲まされるの方が高いと思われます。

したがって、そういう部分で違いがあると言えるのではないかと評価できます。