びくともしないは「頑丈である、重いなどの理由で全く動かないこと」。
動かそうとしても動かないと言える場面で使う言葉になります。
かなり有名な言い方です。
微動だにしないは「動く気配が全くないこと」。
つまり、見た目において動いていない、動きそうな感じがしないと言えるシーンで使います。
びくともしないの意味にかなり近いです。
「びくともしない」の意味
びくともしないとは、頑丈である、重いなどの理由で全く動かないことです。
基本的には重さがそれなりにある、頑丈であるといった理由により、動かそうとしても動かないケースで使います。
動かすことが困難と言えるものは現実的に存在していますし、びくともしないという表現はそれなりにメジャーでしょう。
多くが知っているはずです。
「微動だにしない」の意味
微動だにしないとは、動く気配が全くないことです。
意味としてはびくともしないにかなり近いと言えるでしょう。
したがって、明らかな意味の違いを見出すことは難しいと言えると思われるのです。
知名度も同じくらいではないかと思われますから、使用頻度においても両者はほぼ差がないという言い方ができる可能性が高いでしょう。
「びくともしない」と「微動だにしない」の用法や用例
「この岩をどかさないと先に進めないが、びくともしない。
複数人で動かそうとしても全く動かないし、これは別の道を探すしかないと言えるかもしれないな。」
「重量がそれなりにあるものに関しては強風が吹いても微動だにしないと言えるだろう。
軽いものであれば飛ばされる可能性はあるものの、これはそういう状況にはなりづらい。」
びくともしないと微動だにしないは意味はほぼ同じ
びくともしないと微動だにしないに関しては意味の違いはあまりありません。
どちらもそれなりに重さがあるようなケースにおいて、動く気配が全くない場面で使っていきます。
意味の違いは微妙なので、区別をすることは難しいでしょう。
使用頻度もだいたい同じだと思われますから、そういう面でも違いはないと言えると評価できます。