「分かれ目」は、物事や物事の成り行きが分かれるところです。

英語では「a turning point」で表されます。

「彼は人生の分かれ目に立っていた」は「He was standing at a turning point of his life. 」です。

「ここが勝敗の分かれ目だ」は「This is the dividing line between victory and defeat. 」「Whether we win or not hangs depends on this point. 」です。

「分岐点」は、道路や物事の分かれるところです。

英語では「a junction」「a crossroads」で表されます。

「その駅は鉄道の分岐点だった」は「That station was located at a junction. 」「The tracks branched off in various directions at that station. 」です。

「人生の分岐点に立っていた」は「He was standing the crossroads of his life. 」です。

「分かれ目」の意味

「分かれ目」
物事の分かれるところです。

「さかいめ」「わけめ」と同じ意味です。

物事の成り行きがどちらかに決まる所です。

以下のように使います。

次の一手が勝負の分かれ目だ 命綱の有無が生死の分かれ目 不況をどう乗り切るかが社運の分かれ目
成否の分かれ目だった 人生の分かれ目

☆crossroad
名詞です。

「十字路」「交差点」「岐路」「要地」という意味です。

「岐路に立つ」は「stand at a crossroads」です。

「分岐点」の意味

「分岐点」は、以下のような意味です。

道路や物事の分かれるところです。

「分かれ目」と同じ意味です。

数学に於いて、曲線が2 つに分岐する点をいいます。

y=x^2の逆関数x=±√yのとき、y=0で+√y と-√yに分かれるので、y=0を分岐点といいます。

以下のように使います。

転職のあの時が人生の分岐点 成否の分岐点だった 政治の分岐点にさしかかる 損益の分岐点

☆目・岐の漢字

「目」
字義は「め」「もくする」「かなめ」「箇条」「名・名前」「品定め」「かしら・人の上に立つ者」です。

解字は象形です。

「人の目の形」にかたどり「め」を意味します。

「岐」
字義は「わかれる」「分かれ道」です。

解字では、「山+支」で構成されます。

「支」の部分は「えだ」を表します。

これらにより「山の枝道」を表し「分かれ道」を意味します。

「分かれ目」は 物事や物事の成り行きが分かれるところ、「分岐点」は 道路や物事の分かれるところです。

「転機」「曲がり角」「分かれ目」「分岐点」は、類語です。

共通する意味は「その後の方向を決定づける一つの大きな変わり目」です。

「分かれ目」「分岐点」は、方向が分かれるところです。

「分かれ目」は、「勝負の分かれ目」「当選か落選かの分かれ目」のように、相反する両極のどちらかに分かれるところです。

「分岐点」は、本来「この峠がA山とB山の分岐点だ」のように、道路や鉄道などが分かれる地点をいいました。

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