想定内は「あらかじめ予想しておいた範囲内であること」。
つまり、事前に予想したことに合致している、その通りであったと言えるシーンで使われる言葉です。
想定済みは「事前に想定しておいた状況が起きたこと」。
事前にこうなるはずだと思った通りの状況になったと言えるケースで使う言葉になります。
そこそこ有名な言い方でしょう。
「想定内」の意味
想定内とは、あらかじめ予想しておいた範囲内であることです。
当初予想していた範囲内のことが起きたようなケースで使います。
何か問題がなどが発生したシーンで使われやすい言葉であり、その問題が予想の範囲内と言えるので、そこまで慌てることじゃないと言えるようなシーンで使っていくことが多いでしょう。
そこそこメジャーな言葉になります。
「想定済み」の意味
想定済みとは、事前に想定しておいた状況が起きたことです。
意味は想定内とそんなに変わりません。
こちらもあらかじめ予想していた範囲内というケースで使うことができるので、使用する場面も想定内と近いでしょう。
想定済みという言い方もしていきますから、こちらの言葉に関しても同時に覚えておくといいのではないかと思われます。
「想定内」と「想定済み」の用法や用例
「今回のアクシデントについては想定内と言える。
こういう事態になる可能性もちゃんと考慮しておいたから。
したがって、慌てるような状況ではないと言えるだろう。」
「採用者を決定しないといけないわけだが、辞退をする人たちに関してはちゃんと想定済みだ。
したがって、多少なりとも募集人数よりも多く採っておく必要があると言える。」
想定内と想定済みはほぼ同じ意味
想定内と想定済みに関しては、意味の違いはそんなにありません。
事前に特定の状況を想定しておく、そのうえで実際に想定した状況が発生するといった意味で使う言葉になります。
想定済みに関しては、想定した状況が発生する前に使うこともありますけど、基本的には同じような意味と解釈できるので、そこに関して知っておくといいでしょう。