「あんまり」と「それほど」の違い・意味と使い方・由来や例文

あんまりは「程度が甚だしい状況のこと」。

あまりという言葉の言い換えであり、同じような意味で使うことができます。

また、酷いという意味で使うこともあります。

それほどは「程度が甚だしい状況のこと」。

意味としてはあんまりに近いです。

でも、それほどでもないといった感じで、何らかの指摘を否定するときにも使います。

「あんまり」の意味

あんまりとは、程度が甚だしい状況のことです。

したがって、程度が通常とは異なると感じたときに使用することができます。

あまりという言葉と同じ意味で使うことができるでしょう。

でも、あんまりに関しては酷いという意味でも使うことができます。

特定の行為などに関して否定するシーンで使用されることがあるので、そこも知っておきましょう。

それほどとは、程度が甚だしい状況のことです。

したがって、意味はあんまりと似ています。

しかし、それほどに関しては、他人からの指摘を否定するときにも使われることがあります。

それほどでもないといった感じで謙遜するような場面で使用されることもよくあるので、そういった部分については知っておくといいと思われるのです。

「確かにミスをしたのは悪いと思っているが、あそこまで罵倒するとはあんまりだよ。

こんな言い方をされたら、委縮してまたミスをする可能性が上がるだろうに。」

「あの人は私の才能を褒めてくれるが、自分としてはそれほどでもないと感じている。

ただ、褒めてくれること自体は悪い気分ではないから、特に問題ないと言えるのだが。」

あんまりとそれほどに関しては、同じ意味を持っていると評価できます。

どちらも程度が甚だしいケースで使うことができるので、明らかな意味の違いはないでしょう。

ただ、両者はそれとは違った意味も持っているので、そこは知っておいてほしいです。

つまり、区別できる部分もあると言えますから、そこはポイントになるはずです。