妨げるは「妨害すること」。
何かの邪魔をするという意味であり、割とそのままの意味です。
妨げるという言葉は有名ですけど、似た意味の言葉は他にもいくつかあります。
差し支えるは「何らかの状況において、都合の悪い部分があること」。
何かをするときに問題点と言えるようなものが存在するときに使用されやすい表現と言えます。
「妨げる」の意味
妨げるとは、妨害することです。
邪魔になっているものが存在しているときに使用される言葉になります。
意図的に邪魔をしようとしているケースでも使われますが、結果的に邪魔になってしまうようなケースでも使われます。
また、人の行為が関係しない場面でも使用されることがあるので、そこは頭に入れておいた方がいいでしょう。
「差し支える」の意味
差し支えるとは、何らかの状況において都合の悪い部分があることです。
都合の悪い部分があればいいので、いろいろな機会で使用できると言えるでしょう。
差し支えるに関しては、こういう言い方をするケースはあまり多くありません。
たいていは他人に対して、差し支えなければという表現を使用することがほとんどであると評価できます。
「妨げる」と「差し支える」の用法や用例
「この場所にこういったものを置くと、歩く人たちを妨げる結果となる可能性があるな。
したがって、置く場所に関してはちょっと考えた方がいいんじゃないかと思うんだ。」
「もし差し支えなければ、理由に関して教えていただきたいと思います。
理由を知っておいた方がこちらとしても対応しやすいのではないかと思いますから。」
妨げると差し支えるは同じような意味と言える
妨げると差し支えるに関しては意味はそこそこ似ていると言えます。
妨げるは邪魔になっているケースで使いますが、差し支えるは都合が悪い状況があるときに使うのです。
したがって、両者は明らかに意味が異なっているとは言えない状況でしょう。
どちらも日常生活でそこそこ見聞きする表現になるため、意味はしっかりと把握しておきましょう。
