出番は「舞台などに出る順番のこと、活躍するための絶好の機会のこと」。
どちらの意味でも使われる言葉なので、両方とも覚えておいた方がいいと言えるでしょう。
当番は「順番にそれぞれの人が受け持つ仕事における特定の人の番のこと」。
ある人に順番が回ってきたときに、その人は当番であると言えるわけです。
こういったものは多くが経験したことがあるでしょう。
「出番」の意味
出番とは、舞台などに出る順番のこと、活躍するための絶好の機会のことです。
両方の意味で使うことができるので、そこに関しては覚えておきましょう。
自分の役回りの順番が回ってくるときにも使いますが、自分が活躍できるシーンがやってきたときにも使用できるのです。
それなりに有名な表現であり、多くが知っている言葉になるでしょう。
「当番」の意味
当番とは、順番にそれぞれの人が受け持つ仕事における特定の人の番のことです。
特定の人に順番が回ってきたときに、その人が当番であるという言い方をしていきます。
当番は学生時代、社会人にかかわらず、いろいろな機会で経験したことがある人が多いと思われます。
したがって、割と馴染みを感じやすい表現になるのではないかと思われるのです。
「出番」と「当番」の用法や用例
「なんか困っているみたいだが、そういうのは俺が詳しい。
したがって、俺の出番といったところだな。
こういうのは詳しい人間に任せておいた方がいい。」
「この会社の掃除当番はなんだか頻繁に回ってくる印象だな。
小規模な会社で、従業員の数が少ないからしょうがないと言えるかもしれないけど。
ただ、掃除はそれなりに疲れると言えるからな。」
出番と当番は意味がやや異なっている
出番と当番については意味は似ていると言えるでしょう。
しかし、全く同じではありません。
どちらも特定の人の順番といった意味で使う言葉であり、何らかの順番が回ってきたときに使用できます。
しかし、出番は活躍するための絶好の機会という意味もあるので、そういう部分で微妙な違いはあるのです。
そこに関して理解しておきましょう。