うなされるは「恐ろしい夢を見たときに、思わず声が出てしまうこと」。
うなされている状況は自分では実感しづらいです。
たいていはそばにいる人がうなされているという言い方をしていくのです。
苛まれるは「苦しめられる状況のこと」。
何かによって精神的に苦しめられるようなケースでよく使われる言葉です。
肉体的な苦しみに関してはあまり使われないです。
「うなされる」の意味
うなされるとは、恐ろしい夢を見たときに、思わず声が出てしまうことです。
基本的には夢を見たときに使う言葉であり、シーンはかなり限定されます。
また、うなされるについては基本的には他人が使うものであり、実際に恐ろしい夢を見て、声が出ている人に対して使っていくのです。
だから、自分で使うことはあまり多くないと言えるでしょう。
「苛まれる」の意味
苛まれるとは、苦しめられる状況であることです。
基本的には精神的に苦しむような状況で使っていく言葉であり、肉体的な苦しみを感じているシーンで使うことはそこまで多くない可能性があります。
苛まれるという表現は割と多くの場面で使うことができるので、うなされるよりは多く見聞きする可能性があるのではないかと思われます。
「うなされる」と「苛まれる」の用法や用例
「嫌な夢にうなされる状況となると、起きてからしばらくはその夢のことを覚えているよな。
ある程度時間が経つと、自然と頭から消えてなくなるんだが。」
「人生においては後悔はつきものだ。
後悔に苛まれる機会は誰にだってあるのではないか。
したがって、後悔を一切しない人生を歩むことは全く現実的ではないということなのだろう。」
うなされると苛まれるはともに苦痛を味わうこと
うなされると苛まれるに関しては意味は全く同じではないものの、似ている部分はあります。
ともに苦痛を味わうという点があり、そこに関しては共通していると言えるでしょう。
でも、使用する場面については同じではないので、そこに関しては知っておきましょう。
ともに有名な表現であり、いろいろな機会で聞かれると評価できます。