「詰まるところ」と「帰するところ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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詰まるところは「最終的な結論のこと」。

いろいろと考えた結果、結局はという意味であり、そういう意味で使っていくので、ここは特に知っておく必要があります。

帰するところは「最終的に至る部分のこと」。

つまり、結論を意味する言葉であり、詰まるところとほとんど同じ意味であると評価できるので、そこは覚えておくといいです。

「詰まるところ」の意味

詰まるところとは、最終的な結論のことです。

いろいろな議論などを重ねた結果として、最終的にどんな結論に至ったかという場面で使います。

したがって、詰まるところを使うときには、それまでに長い時間をかけて考え抜いたという状況があるはずです。

そこは大きなポイントになるので、しっかりと覚えておかないといけないでしょう。

「帰するところ」の意味

帰するところとは、最終的に至る部分のことです。

こういう意味となっていますから、詰まるところとの違いはほぼないです。

意味において区別することは厳しいと評価できるでしょう。

でも、帰するところという言い方はあまりされません。

そこまで有名な言い方ではないので、そういった部分は知っておくといいのではないかと思われます。

「詰まるところ」と「帰するところ」の用法や用例

「詰まるところ、今回の計画に関してはいったん取りやめということにしようと思う。

まだまだ改良しないといけない部分があるから、そこに関して再度議論が必要だろう。」

「なんとなく分かっていたが、帰するところはやっぱりこういう結論だったか。

でも、今回の決定に関しては妥当だと思うよ。

みんなそう思っているんじゃないかな。」

詰まるところと帰するところはほぼ同じ意味

詰まるところと帰するところに関しては、意味はほぼ変わらないと言えるでしょう。

どちらも最終的にどうなったか、その結論を示す言葉と言えます。

意味は大して変わらないので、そういった部分で区別はできません。

ただ、使用頻度においては、詰まるところの方が高いと思われるので、そこに関して知っておくといいと思われるのです。

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