兼用は「あるものを複数の用途として使うこと」。
本来の使い方とは別の使い方ができるようなケース、複数の使用シーンが存在するケースで使っていく言葉になります。
兼帯は「1つで複数の役に立つことが可能であること」。
意味としては兼用とほぼ同じと言えます。
でも、兼帯という表現はそこまでメジャーではないと評価できるはずです。
「兼用」の意味
兼用とは、あるものを複数の用途として使うことです。
同じものを複数の用途で使うことができるので、非常に便利であり、優れた存在であると評価できます。
実際、兼用と言えるような存在は世の中に多くあり、日常生活において多くの人たちが兼用と呼べるものを使用しているのではないかと思われるのです。
馴染みを感じやすい言葉です。
「兼帯」の意味
兼帯とは、1つで複数の役に立つことが可能であることです。
意味としては兼用と全く同じと言えるでしょう。
したがって、意味においては区別できない言葉になります。
でも、知名度で言えば兼用の方が高いと言えるでしょう。
兼用は誰もが知っている表現と評価できます。
兼帯という表現は聞いたことがない人はどうしても多いのではないかと思われるのです。
「兼用」と「兼帯」の用法や用例
「最近は朝昼兼用の食事を摂ることが多い。
朝と昼の分の食事を同時に摂ることが可能という点は非常に便利だ。
こういう過ごし方が完全に定着してきたよ。」
「このアイテムは兼帯という特徴を持っている。
つまり、これ1つで複数の使い方ができるんだ。
これを知っておくといろいろな場面で使うことができるから、非常に便利と言えるだろう。」
兼用と兼帯はほぼ同じ意味
兼用と兼帯については、ほぼ同じ意味であると評価できます。
どちらも1つで複数の用途に使うことができるという意味になりますから、その点に関してはほぼ違いがないのです。
だから、基本的には同じような場面で使用していく言葉であると評価できるでしょう。
でも、一般的には兼用の方が有名なので、こちらを使うことが多いと思われます。