正装は「改まった場所に行くときに着用すべき服装のこと」。
冠婚葬祭などの特定の機会における、正式な服装という意味があります。
普段着ではないという意味でも使うことができるでしょう。
盛装は「華やかに見えるように、服装などを着飾ること」。
要するに、オシャレに見えるように配慮するという意味があります。
正装とは意味が異なっているのです。
「正装」の意味
正装とは、改まった場所に行くときに着用すべき服装のことです。
普段は着ることはほとんどないものの、特定の改まった場面においてのみ着用する服装に対して使われます。
冠婚葬祭などのケースでは顕著と言え、こういった場における正式な服装という意味があるのです。
したがって、カジュアルな雰囲気はほとんど感じられないと評価できます。
「盛装」の意味
盛装とは、華やかに見えるように、服装などを着飾ることです。
したがって、正装とはやや意味が異なっています。
盛装に関しては、カジュアルな服装を含むので、その点において正装とは違う意味を持っていると評価できるでしょう。
盛装については普段着も含む概念であるため、いろいろなシーンで使いやすいと言えると思われます。
「正装」と「盛装」の用法や用例
「正装をする機会というのはかなり久しぶりだな。
最近はそういった服装をする機会が全然なかったから。
ただ、改まった場所に行くような用事は滅多にあるものではないけどね。」
「今日は久しぶりに盛装をしてみたが、こういう華やかな格好をすると、自分の印象は大きく変わるものだな。
まるで自分じゃないみたいな感覚になってくるんだよね。」
正装と盛装は意味が異なっている
正装と盛装に関してはどちらも服装に関する言葉と言えますが、意味においては違いがあります。
正装は改まった場所で着用すべき正式な服装を指していますが、盛装については華やかに見えるように着飾ることを意味しています。
したがって、両者は意味において違いを認識することが可能なため、区別は割としやすいのではないかと思われます。
